#4_リンクウェルPdMの10則を作りました(後編)
こんにちは。リンクウェルの原です。今日は前回ご紹介したPdM10則の後編です。
では早速いきましょー!
リンクウェルPdMの10則(続き)
<振る舞い編>
4.Why/What/Howを自分の言葉で語ろう
PdMは誰かの仮説を検証する作業者ではない
仮説の発端が誰であれWhy/What/Howは自分の言葉で言語化しよう
「誰かが言ったから」で思考停止してしまってはPdMとしての責任は果たせない。なぜそうなのかを徹底的に理解しようとする姿勢を持ち、自分の言葉で完璧に説明できるレベルまで解像度を上げよう
5.自ら意思決定しよう
PdMはプロダクトの最たる当事者
誰かの判断に委ねて決めることから逃げるのはやめよう。状況の報告で終わりにせず、「じゃあどうするか?」まで踏み込もう
6.誰も未来が見えない状態でも常に未来を描き、語り続けよう
プロダクト開発は常に不確実性との戦いであり、PdMのあなたも不安かもしれないが周りの皆はあなた以上に不安を感じていると認識しよう
PdMとして誰よりも当事者意識を持ち、チームの灯台になるような見通しや仮説を語ろう
前向きに未来を語ることでリーダーとしての信頼を獲得し、「正解はわからないがこの人が言ってるなら賭けてみよう」と思われるPdMになろう
<コミュニケーション編>
7.意見の対立を恐れない
PdMの仕事はプロダクトの価値を高めることでありコミュニケーションはそのための手段
誰も傷つかないような中庸な妥協点を探るのではなく、プロダクトの価値向上のために必要な議論をと意思決定(合意形成)を恐れず、粘り強く取り組んでいこう
曖昧なコミュニケーションやうやむやな意思決定でプロダクトを足踏みさせてはいけない
8.「どう伝えたか」ではなく「どう伝わったか」が重要
コミュニケーションは伝えた側が評価するものではなく伝えられた側が評価するもの
伝えたつもりでも相手が受け取れていなければコミュニケーションとして0点だと考えよう
相手が理解し、動き出せる状態になっているかを常に意識しよう
9.論点は明確に。無用に会話を発散させて他者の時間を搾取するのはやめよう
※論点とは論ずべき点。その時その場でその人と議論して意思決定すべき問いだけが論点
多様なメンバーやステークホルダーと協働してプロダクトを一つの方向に動かすことが求められるPdMとして、解釈を他者に委ねるコミュニケーションは致命的
常に自らの仮説を示し、何に対してどういう意見がほしいのかを具体的に示そう
何がファクトで、何が意見なのか、何がクリアで、何が不明で、何の協力が欲しいのか、いつ誰がどう見てもわかるように伝えよう
<マネジメント編>
10.プロダクトに向き合おう。PdMが向き合うべきはプロダクトであり、メンバーではない
プロダクトマネジメント≠ピープルマネジメント。PdMがやるべきはあくまでプロダクトマネジメントであり、そのための成果物マネジメント。
プロダクトチームのメンバーは部下ではなく、自身が上司でもない。あくまで役割としてプロダクトマネジメントを担っているのだと心に刻んで日々プロダクトに向き合おう
いかがでしたでしょうか??前編の冒頭にもお伝えしたようにこれらはあくまで作成時点の仮説でしかないので皆さんのお力も借りて継ぎ足し継ぎ足し、秘伝のタレへと進化させていきたいと思っています!
ではまた次回!