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#1_アウトカムに拘る

こんにちは。リンクウェルのプロダクト統括の原です。本日から月1-2回の頻度で私の主にプロダクト開発に関連する考え方や捉え方、学んだことなどを公開社内報として配信していこうと思います。あくまでは誰かに何かを強制するものではなく、N=1の事例として誰かが何かをする上で自身の考え方や捉え方を見つめ直す時の参考になればという思いお送りしていきます。

第1回のテーマは「成果物(アウトプット)よりも成果(アウトカム)に拘ろう」です。アウトプットに拘っててもいい仕事はできないよねという話です。

アウトプットとアウトカムの違い

ChatGPTに聞いてみると、以下のような回答が返ってきました:

🖋「アウトプット(成果物)」は、タスクやプロジェクトの過程で生み出される具体的な成果(例:報告書、機能)です。一方、「アウトカム(成果)」は、その成果物がもたらす期待される効果や目標達成の度合い(例:顧客満足度向上、売上増加)を指します。

つまり、自分の手で直接作れるのがアウトプット。そして、そのアウトプットが誰かにもたらす便益がアウトカムというわけです。
ではなぜアウトカムにこだわることが大切なのでしょうか。それは上記の通り、アウトプットはアウトカムを達成するための手段にすぎないからです。

会社にとってのアウトカムとは何か

最終的にはミッション/ビジョン/バリューであり、そのために必要なアウトカムが事業価値や顧客価値であり、そのために必要なアウトカムが売上やプロダクトKGIやKPIです。個人としての成果物は会社にとってそれ単体で意味を持つものではなく、あくまでアウトカムをもたらすための手段でしかないのです。

<アウトカムの構造イメージ>

(個人の視点で)アウトカムにこだわることで何が起きるのか

会社のための手段として頑張るのってやだなぁと思う方もいるかも知れないので個人の視点に立ってアウトカムに拘ることの利点を考えてみましょう。個人的には主に以下だと思います

🖋①まず会社として存続できる(=個人として食いっぱぐれない)
  可能性が高まる
 ②個人として世の中に対してより大きな価値をもたらすことに
  貢献できる可能性が高まる
 ③頑張っている人が頑張ってるだけ評価される可能性が高まる

特に③についてはいつやるの?で有名な某先生もこんなことをおっしゃっていました

🖋”努力は裏切らないという言葉は不正確。正しい場所で、正しい方向に
 向かって十分な量なされた努力は裏切らないが正しい”

私は一度しかない人生の一度しかないキャリアなのでどうせなら①〜③をより良く達成していきたいと思っていますが皆さんはどうでしょう?以下にアウトカム重視vsアウトプット重視の対比を例示しておくので参考にしてみていただけると幸いです。

例えばPdMなら・・・

例えばデザイナーなら・・・

私自身も目の前のことに必死になる中で気づいたら目的を見失ってアウトプットを目的化してしまってることにハッとすることは日常茶飯事なので、良いアウトカムを出せるようにこれからも成長し続けていきたいと思っています。

長くなってきたのは今日はここまで。
アウトカムに拘ることで正しい努力を増やし組織として持続的に世の中に大きな価値をもたらしていきましょう!

ではまた次回!

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