#3_リンクウェルPdMの10則を作りました(前編)
こんにちは。リンクウェルの原です。お陰様でPdMもこの1年で2倍程度に人数が増え、今後も(うまくいけば)もっと増えていきそう!ということで、新しく入社された/される方の参考情報としてこれまでリンクウェルのPdMがどうやってその責任と役割を果たそうとしてきたかを言語化してみたので今日はそれを共有したいと思います。なお、あくまで作成時点での過去の棚卸しとしての言語化であり、「らしさ」を固定したり振る舞いを強制することを目指すものではありません。この10則はあくまで現状仮説ver.1.0として今後皆でアップデートしていきたいと思っています。
(前提)リンクウェルPdMの責任と役割
責任
患者(ユーザー)課題を解決する顧客価値
<顧客価値の”価値”とは何か>
プロダクトが解決する患者/クリニック/その他プロダクト利用者の課題(負)であり、プロダクトを利用することで得られる便益。誰かがプロダクトを使う/選ぶ理由になる魅力
課題は顕在的なものと潜在的なものの両方が対象となり、主な観点は以下
主な役割
責任を果たす確率を高める10則
<前提>
杓子定規的に手段としてこれだけを守ることに意味はないが
責任果たせる確率を高めるための参考情報として以下に示す以下に示すのはこれまでのリンクウェルのPdMたちの活動を踏まえた守破離の「守」であり、これを体現することで個々が自分なりの
「破離」を見出す一助にすることが目的
<機能要求を作る編>
1.手段を磨く前にまず目的から考えよう
仕様はあくまで価値を提供するための手段であり、要望はあくまで他者の手段仮説でしかない
表面的な情報や一次情報に囚われず相手の潜在的な要求/課題を理解し、解くべき問い(課題)と目指す価値を自分の言葉で定義しよう
手段に捉われて目指す価値を見失わないようにしよう
2.現状を疑い、ゼロベースで理想の姿を追求しよう
連続的な改善も大事だがそれだけではプロダクトは理想に近づいていかない
常に現状や現仮説を疑い、ゼロベースで今の延長線上にない未来の理想を見つけよう
目の前の最善と未来の最善、常に2つを意識して両どりを目指そう
3.ユーザーはデータじゃない。画面の向こうに実在する人と向き合おう
プロダクトの利用者はセグメントという集団ではなく実在する一人の集合体
実在する一人の解像度で言語化できてないのに分かったつもりになるのはやめよう
また、プロダクトを利用するのはその一人だけではないし単一のユースケースだけがその画面に訪問するということもほとんどない。まずは生身の一人を徹底的に理解し、そこから複数人を言語化し、共通点を定義しよう
今日はここまで!次回は残りの7つを紹介します!
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